地球に優しい!!土壌蓄熱式輻射床暖房システム
建物の地下部分にヒーターパネルを埋設し、夜間電力を利用して地中に熱を伝えます。そして地中の熱が大きな蓄熱層を形成し、床面を通して24時間の放射(輻射)を続けます。
1階の床部分が温められるので、1階のどの場所にいても温度変化が少なく「寒くもなく暑くもない」快適に過ごすことができます。
私たちがオススメする地熱をつかった暖房システムです。
建物の地下土壌に蓄熱層を自然形成し、床からの輻射熱で暖房します。
まさに「蓄熱暖房付きの土地に家が建っている」という状態です。
今まで、地中へ放熱された熱はそのまま地下深く逃げて行ってしまうと考えられていました。
しかし、実際には熱は逃げ切らずに地下2M程度の深さでとどまり、天然の蓄熱層を形成します。
地球はもともと熱球で地中には地熱があります。このため冬は地中の温度が地表面より高い状態になっており、深くなればなるほど温度は高くなります。
地中へ放出された熱は均衡する地中温度域で移動が止まり結果的に自然の蓄熱層を形成するのです。
ヒートショックを防ぐには…
ヒートショックを防ぐには家の中の温度差をなくす全館暖房が重要です。 かと言って暖めすぎや温度のムラも好ましくありません。また、就寝時でもいつでも寒くない環境であることも必要です。
これを実現するような「家の中全体を24時間安定して快適な温度に保つ」ことこそがヒートショックに対する一番の予防策となります。
空気の乾燥が少なく、不快な空気対流がありません
エアコンなど対流させる方式は、暖気が上方へ溜まりやすく、部屋の上下で温度差ができてしまいます。特に吹き抜け等がある場合は、吹き抜け空間へ暖気が逃げてしまいます。
蓄熱で暖められた家の中は、床や壁から常に熱輻射されているため、足下が冷えることもなく、換気してもすぐに暖まるのが特徴です。また、空気の乾燥も最小限に抑えることができるので、湿度の低下が大きな原因の「風邪」等の疾患の予防にもつながります。
床暖房のサーマ・スラブ
サーマ・スラブは建物全体を暖める、床暖房システムです。格安料金の深夜電力を使用するため電気代は超オトク。また福祉の先進国、スウェーデンをはじめ北欧、欧米等では、「温度のバリアフリー」が常識。低温輻射暖房だから、一般の床暖房にありがちな低温やけどの心配もありません。そして一般的な床暖房とは違い、天然の土壌が蓄熱材だから、蓄熱材をつくるための余計な環境負荷、建設コストを抑えることができます。